この人もiモード
2004年2月掲載
畑山隆則さん01
試合が近づくとケータイの電源を切っていたワケは…
ボクシングの世界王座を2階級に渡って制覇。数々の名勝負を繰り広げ、我々のハートを熱くさせてくれた畑山隆則さん。最初にチャンピオンになったのは23歳の時だったが、ケータイはそれよりかなり前、18歳の頃から使っているとか。
  「10年前だから、まだ周りの人はほとんど持っていなかったですね。購入の動機ですか? たんにカッコつけるためです(笑)。大した用もないのに、わざわざ人前で電話したりしてましたねえ。あとは友達の家の前まで行き、ケータイから『今、何やってるの?』と電話して、突然ドアを開けるとか(笑)。でも当時は通話料金がメチャクチャ高くて。結構イタかったなあ」
ただし現役時代は、試合が近づいてくると電源を切っておくことがほとんどだったという。その理由については
「頭に来ることが多かったんですよ」
とひと言。
  「試合前には減量がキツくて、人と話したくなくなるんです。そのうえ、ただでさえカリカリしているのに、『体重、何キロ落ちた?』なんて電話してくるヤツがいて(笑)。『二度とかけてくるな!』って怒鳴ってから、ケータイを壁に投げつけて壊しちゃったこともありますよ」
ケータイが便利すぎて人間は退化する!?
世界チャンピオンをここまで怒らせるとは、勇気のある人もいるものです…。しかし逆に、試合に勝った時は、たくさんの人からお祝いの電話がかかってくるのが楽しみだったそう。
  「この時も僕はあえてケータイの電源を切っているんですよ。そうすると、留守電に何十件もお祝いのメッセージが入っているんですよね。それを1人でニヤニヤ笑いながら聞いているうちに、喜びが込み上げてくるんです(笑)」 畑山隆則さん02
ボクサー引退後は、タレント活動のスケジュール調整や事業にまつわる連絡などで、ケータイを使う頻度が一段と増えたという。
  「ただし実は僕、基本的に機械が苦手なので、通話ばっかり。メールも最近になってやっと始めたんですよ。たまに人がiモードサイトで高速道路の渋滞情報や電車の乗り継ぎなんかを調べているのを見ると『これはイイな』と思うんですが、なかなか自分で試してみる機会がなくて。2004年の目標は、“iモードとパソコンを使いこなせるようになること”ですかね」
意気込みを語る畑山さん。しかし一方では、ケータイによって生活が便利になりすぎることに対して、若干不安を感じている面もあると打ち明ける。
「だってひと昔前は、いろんな人の電話番号を暗記していたものでしょう? でもケータイを持つようになってから1件も覚えていませんもん。この前、引っ越しをしたら、自分の家の電話番号までわからなくなっちゃって(笑)。人間、快適な環境に慣れすぎると退化する、っていいますからね。最近は、大事な人に電話する際は短縮ダイヤルを使わずにわざわざボタンを押してかけるようにしているんです」
これは多くの人が思い当たるフシがあるハズ! 我々も畑山さんを見習って、ケータイに100%頼り切ることのないようにしましょうね。

ケータイは“P”一筋! 畑山さん愛用のP251i
「もう操作に慣れちゃったので、ケータイは“P”シリーズばかりですね」という畑山さん。もともとはストレートタイプが好きで“P”を愛用していたが、「このところは折りたたみ式になってしまってちょっと残念」とのこと。カメラ付きだが、写真撮影はほとんどしたことがない。「この前、北海道の有名ラーメン店に行った時にお店を撮ったぐらいかな。子供のほうが操作に詳しくて、いつの間にかわけのわからない写真を撮られていることがあるんですよ」(畑山さん)。待ち受け画面はそのラーメン店の写真、ストラップは友人にもらった画面クリーナー。着メロは「たまにいい年こいたオジサンがカワイイ歌手の着メロにしていることあるでしょ? あれは恥ずかしいな、と思って」とノーマルの着信音にしている。 畑山隆則さんのケータイ

畑山隆則さんからのメッセージ
畑山隆則さん03 ボクシングの現役を引退してもう2年以上。僕の場合、16歳で上京してきて、ずっとボクシング一筋でしたから、引退後に経験させてもらったことは全て新鮮でしたね。特に現役時代からマネージャーをしてもらい、“師匠”と呼んで慕っている片岡鶴太郎さんとドラマで共演できたのは本当にうれしかったです。 タレント活動をしてみて思うのは、「どの世界でも、一流の人はやはり違うな」ということ。正直、ボクシングをやっている時には、バラエティー番組に出ている人たちをテレビで見て「楽して金儲かっていいよな〜」なんて思っていたんです。でもそういう人たちと間近で接すると、頭の回転が本当に速いんですよね。素人じゃ太刀打ちできませんよ。 今後の僕の夢は、実業家として成功すること。現在もボクシングジムやレストラン、ラーメン店などを経営しているんですが、まずはこうしたビジネスを軌道に乗せたい。目指すは長者番付トップ10です(笑)。僕のいいところは“究極のプラス思考”であること。ボクシングをやっていた時に「オレは絶対に世界チャンピオンになれる」と思っていたのと同じ“根拠のない自信”を胸に、これからも頑張っていきます!







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